頭頸部外科とは?
「頭頸部」は、人間が生活を送るうえで欠かせない、「話す」「息をする」器官が集まっている部分です。頭頸部外科とは、鎖骨から上頭部以外の口・鼻・のどの耳鼻科領域で起こる、腫瘍や腫瘤などの検診・診断をする診療科のことを言います。
頭頸部外科は、一般の耳鼻咽喉科では診断できない領域です。しかし、院長が頭頸部外科の臨床に長く在籍した経験から、当院では、腫瘍などの診察・診断、セカンドオピニオン、また手術後のフォローなど、あらゆる相談を行っております。
主な症状
- 首にしこりがある
- 鼻・のど・耳・舌にしこりがある
- 首回りが腫れる
- いつもの調子と違う、体調が悪い
原因
頭頸部腫瘍の中でも悪性のものは、「喫煙や飲酒の習慣」が発症に大きく関わっている、と言われています。
主な疾患
- 舌がん
- 喉頭がん
- 咽頭がん
- 口腔がん
- 上顎がん
- 耳下腺腫瘍
- 顎下腺腫瘍
- 甲状腺・副甲状腺腫瘍
治療の流れ

1. 予約・受付
※問診票へご記入いただきます。
2. 診察・診断
※視診を中心に行います。必要な場合には、「NBI内視鏡(頭頸部早期がんを発見する内視鏡)」や「頸部超音波検査」を当院で行います。
※くわしい検査のため、一度は大きな病院にご紹介をいたします。良性の場合には頃合いをみて、悪性が疑われる場合には、すぐに提携病院へご紹介いたします。
3. 術後のフォローや経過観察
※定期的に通っていただき、検査結果の説明、手術が必要な場合にはその説明、手術後のフォローを行う場合などもございます。
4. 会計
※次回のご予約が必要な場合は、このときに承ります。
治療後のフォローにもご活用ください
他の病院で経過観察が終了された方、がんの再発がないか心配な方も、当院で内視鏡検査や超音波検査、経過観察などを受けることが可能です。日頃から心配のない生活をおくるためにも、当院を「ホームドクター」としてご活用ください。