よくある質問

Q&A

Q1.頭頸部がんとは何ですか?
脳から下・鎖骨より上・頸椎より前の、いわゆる「耳鼻咽喉科領域」と、頸部に発生した「悪性腫瘍」のことです。がんの発生場所によって、「喉頭がん」「下咽頭がん」「舌がん」などと区別されます。頻度の高いものとしては、舌がん、喉頭がん、下咽頭がん、甲状腺がんなどがあります。
Q2.頭頸部がんの特徴は何ですか?
頭頸部がんは、食べることや話すこと、空気の通り道など、日常生活に直接関係する部位に発生することが、最大の特徴です。また、常に人目にさらされている部位であることは、言うまでもありません。このため、頭頸部がんの治療においては、がんを治すことと機能温存とのバランスを常に考えながら、治療を選択する必要があります。
専門病院における頭頸部がんの治療では、進行がんにおいても、形態や機能の温存を目指した治療が積極的に行われています。しかし、腫瘍の進行にともない、治療後の機能障害は少なからず大きくなってしまいます。従って、頭頸部がんは、他のがん以上に早期発見・早期治療が重要です。早期に発見できれば治療の選択肢も多く、ほとんどの場合、機能障害を残すことなく治療することができるからです。
Q3.頭頸部がんの症状には、どのようなものがありますか?
頭頸部は領域が広いので、がんの発生部位により、その症状は異なります。例えば、舌がんに代表される口腔内のがんであれば、痛み、食べ物がしみる、しこりをふれる、潰瘍があるなどがあげられます。喉頭がんでは、声枯れ、飲み込むときの痛みなどがあります。
また咽頭がんであれば、飲み込む時の痛み、違和感、引っかかり感、ときには血痰や頸部のしこりで発見されることもあります。甲状腺がんを含め、頸部にしこりがあってがんが発見されることは意外と多いのです。
同じ症状が2週間以上も改善されることなく続く場合は、早めに当院あるいは専門医を受診されることをお勧めします。
Q4.首のリンパ腺が腫れてしまいました。これは良性のものですか?悪性のものですか?
当院でもよく聞かれるのが、こちらの質問です。首のリンパ腺が腫れているからといって、ただちに悪性のものとは限りません。触診や超音波での検査を行い、判断・治療していきます。良性のものと悪性のものでは、見た目や触った感じが全く異なります。それは一般の方には判断できないものでもあります。気になる症状がありましたら、まずご来院いただければと思います。
Q5.声枯れやのどの違和感、せきが止まらない症状が続いています。何が原因ですか?
声枯れやのどの違和感などの症状がある場合、まずはのどの炎症などを疑います。しかし、中には消化器管からの影響が原因の場合もあります。患者様のお話をお伺いし、診察を行って判断していきます。2週間以上、症状が続く場合には、ご来院ください。
Q6.他の病院でかかっていましたが、もっとくわしい病状の説明が欲しいです。説明を聞くだけでも受診可能ですか?
大学病院や専門病院では、患者様の人数も多く、具体的な説明がされない場合もあります。当院では、聞きにくいような質問や病状の経過説明などを、わかりやすく丁寧に行っております。検査結果や検査の画像などをお持ちでしたら、ぜひご持参ください。
Q7.頭頸部外科以外のがんの相談や、セカンドオピニオンも受け付けてもらえますか?
当院では、頭頸部外科以外の領域のがんの補助相談も承っております。院長が「がんセンター」に在籍していた経験から、手術後の経過診察、治療中の生活に関する身体の悩み相談、治療の具体的な説明なども適宜、行っております。セカンドオピニオンに関しては、「30分5,000円(税込)」で承っております。ご希望の際は、ご予約時にお伝えください。

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ご来院されるすべての患者様が相談しやすい雰囲気づくりを心がけ、適切なアドバイスを行うように努めております。

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